1986.4.2 アスキーとマイクロソフトの提携解消パーソナルコンピューター用ソフト開発の大手、アスキー(本社東京)の郡司明郎社長と西和彦副社長は日、東京・大手町の経団連会館で会見し、提携関係にある米マイクロソフト(本社シアトル、会長ビル・ゲーツ氏)との間で提携解消で合意、現在解消の時期、共同で開発したソフトウエア商品の権利問題などについて協議していると発表した。両氏によると、交渉での焦点は日本製十六ビットパソコンの基本ソフト(OS)である日本語MS―DOSの取り扱いや家庭用低価格パソコンの標準規格「MSX」を今後どちら側で販売していくか。いまのところ結論は出ていないが、マイクロソフト側が日本語MS―DOSを、アスキー側がMSXをそれぞれ所有することで決着しそうだ。【出典】日本経済新...1986.04.02 06:00企業有名人