この日、神奈川県川崎市で略称「ミナカン」と呼ばれるイベント「南関東MSXユーザーの集い」が開催された。
今回で96回目の開催。年4回程度の開催ベースのため、このままで行けば来年には100回の開催を数える予定。
「MSX・FAN」誌の休刊にともない、全国で自然発生的に誕生したユーザーたちによるイベント。その中でも「集い」系とは、要するにユーザーたちが集まっていろいろやること。MSX本体やモニターを持ち込んだり、MSXに関係するネタを持ってきたり、あるいは全然関係ないものを持ってきたり(^^;
そんなMSXイベントの中でも、これだけの回数を重ねてきたものを他に知らない。もう当時のMSXユーザーの多くはアラフィフに差しかかっており、ほとんど近況を確かめ合う場所になっていることも否めないが、こうやって生まれたつながりが四半世紀にわたってまだ続いていることはそれだけですごい。「継続は力なり」を地で行くイベントである。
一時期は「これからのMSXをどうする?」的な議論の場となり、とくに『MSXマガジン永久保存版』や「1チップMSX」の発売によってリバイバルの動きが発生したときには活発な意見が交わされた。しかし、最近はだいぶまったりしてきたようである。まぁ、旧交をあたためることも大事なこと。今後のさらなる継続に期待したい。
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