キャラクター製品の最大手、サンリオは今年秋にパソコン市場に参入する。機種は統一規格の「MSX」ホームパソコンとすることに決定、大手コンピューターメーカーに生産を委託し、日本と米国の両国で販売する計画である。
現在「MSX」が伸び悩んでいるのは汎用性を重視し過ぎ、需要層を絞り込んでいないことが原因とサンリオではみている。そこで「ハロー・キティ」など同社の持つ有力キャラクターをテコに若年層の需要を開拓することにした。
ハードの販売について同社は徹底した低価格路線を採用する考えで、パソコン本体価格を現在出回っている「MSX」パソコンの半分以下に当たる二万円を切る超低価格に設定する。
【出典】日本経済新聞 1984年2月10日付より抜粋
キティちゃん仕事しろ!(怒)
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