マイクロソフト社と(株)アスキーは去る6月16日、互換性を持ったホームパーソナルコンピュータシステム「MSX」仕様を発表。国内外15社の賛同を得て低価格帯コンピュータの仕様標準化への提案を行った。
これは、ゲームを中心としたホビーコンピュータから、スモールビジネスまでを対象とした仕様。これを各社が採用し、MSXに準拠したシステムを生産することにより、一つのROMカートリッジを各社のマシンで使用できるなど製品間の互換性が実現できる。
発表に際しては、日本の主要エレクトロニクスメーカー14社とアメリカのメーカー1社の代表も出席し、17社による発表となった。
出席したメーカーはキヤノン(株)、京セラ(株)、三洋電機(株)、(株)ゼネラル、ソニー(株)、東京芝浦電気(株)、日本楽器製造(株)、日本電気(株)、日本ビクター(株)、パイオニア(株)、(株)日立製作所、富士通(株)、松下電器産業(株)、三菱電機(株)(五十音順)の各社と、アメリカのスペクトラビデオ・インターナショナル社。
※三洋電機・松下電器産業 ⇒現在のパナソニック
※ゼネラル ⇒現在の富士通ゼネラル
※東京芝浦電気 ⇒現在の東芝
※日本楽器製造 ⇒現在のヤマハ
※パイオニア ⇒現在のJVCケンウッド
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